なんていうかもう。
うん。
あれだよね。
お題が10まであって、途中で止めるとかいうのも生殺し度が高いよね。
目指せ生殺しの身としては、やるべきだと思うんだ。
決して、続きが思い浮かばないわけじゃ・・・わけじゃ・・・・・・

がんばる。

光の剣を持って家を飛び出たまでは良かったが、傭兵として身を立てるのは大変だった。
自分が思うほどに剣の腕は通用せず、かといって世渡りが上手いわけでもない。
当たり前だ。
家を出るまで家族以外にはあまり接した事がなかったんだから。
でも、そのうちに慣れてきた。
金の為に依頼をこなす事も、その場限りで他人と手を組む事も、寄ってくる女をあしらう事も。
使う事もないと思っていた光の剣も何度か使った。
面倒であまり口を開かなかっただけなのに、助けられた人々は勝手にオレを勇者にまで担ぎ上げてくれた。
この先も、こんな風に生きて行くんだろうかとおぼろげながら思っていた。

[6回]

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